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クリスマスのご馳走
クリスマスは、元々日本にある風習ではないので、テレビや雑誌でいろいろな過ごし方が提案されます。我が家も、それらに右往左往して、テーマパークで過ごしたりスキー場で過ごしたりしたことがあります。どちらもそれぞれ、とっても楽しいものではあるけれど、娘達の評判は今一つ、でした。
やはり、「クリスマスイヴには自宅でご馳走を食べて、翌朝、自分のベッドでプレゼントを発見する」というオーソドックスな過ごし方が、最も「クリスマス気分」を満喫できるようです。
とりわけ、小さい頃から絵本大好きの長女は、クリスマスの絵本に出てくるご馳走を再現してもらいたがりました。
絵本に出てくるご馳走、と言えば、何と言っても「鶏の丸焼き」です。長女は、サンクスギビングデイの話とごっちゃになって、いつも「七面鳥」と呼んでいました(七面鳥は、鶏の何倍も大きくて、食べきるのに何日も掛るそうですね。あぁ、サンクスギビングデイが日本になくて良かった)。クリスマスが近づくと、
「クリスマスは、七面鳥の丸焼きにしてやぁ」
と念を押します。最近では、この時期になると、スーパーでもたまに生の丸鶏を見かけるようになりましたが、うちのオーブンレンジは小さいので、焼くことが出来ません。骨付きもも肉なら焼けるのですが、それでは雰囲気が違ってしまいます。
(一度、手抜きして、ケンタッキーのパーティーバーレルを買ったら、すごく嫌な顔をされました。)
そこで、毎年思い切って「鶏の丸焼き」を購入します。一昨年前までは、ケンタッキーで「ローストチキン(ホール)」を買っていました。サイズも小ぶりでちょうど良かったのですが、何故かうちの近くの店ではそれがなくなってしまいました。やっぱり、丸ごとの鶏を買う人なんてあまりないのでしょう。そこで、近頃は、生協を利用しています。昨年は、24日の夕方にお兄さんがサンタの扮装で配達して下さいました。
メインディッシュを買って済ませるのですから、後は簡単です。クリスマスの基本は、赤と緑。グリーンサラダやトマトスープを作ります。ハムとかサーモンとかのオードブルも、パックから出すだけです。
ということで、案外簡単にご馳走が出来てしまうので、申し訳なくて、ケーキは手作りで作ります。と言っても、私は雑な性格で、お菓子作りは得意でなく、上手に作れません。だから、ブラウニーズとかパウンドケーキのような固めのケーキで済ますこともあります。ここ数年は、ガトーショコラにも挑戦していますが、うまくふくらみませんね。でも、美味しさは十分。生クリームや粉砂糖で飾れば可愛くなるし、サンタや柊の飾りを載せればちゃんとクリスマスケーキに見えますよ。最近は、このケーキ作りでも娘二人が大奮闘してくれるようになったので、私は分量を測ったり洗物をしたり、更に楽になっています。
長女は、今、イギリス風の「クリスマス・プディング」に興味を持っています。プディングの中に入れておいたコインが誰に当たるのか?というのを、やってみたいようです。確かに私も食べてみたいけど、こちらは、もう少し大きくなってから、自分でレシピを探して作ってもらうか、イギリスへ行ってもらうしかないですねぇ。
ご馳走がすべて準備できたら、いつものテーブルにちょっと豪華なクロスを敷いて、ご馳走やキャンドルを並べ、グラスや食器もよそゆきを引っ張り出せば、ささやかな晩餐の出来上がり。
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